調理技術技能評価試験は、調理師のステップアップのために、昭和57年に国家試験として設けられた制度です。学科試験、実技試験の両方に合格すると、厚生労働大臣から「専門調理師」・「調理技能士」の称号が与えられます。また、調理師養成施設校の教員資格が取得できます。
令和7年度 調理技術技能評価試験 実施日程
		
			
				|  | 前期 | 後期 | 
			
				| 実施作業 | すし料理 中国料理
 給食用特殊料理
 | 日本料理 西洋料理
 麺料理
 | 
			
				| 受験案内および受験申請書の配布期間 | 郵送 | 令和7年4月1日(火)~4月25日(金) 当日消印有効
 | 令和7年8月25日(月)~9月22日(金) 当日消印有効
 | 
			
				| 窓口 | 令和7年4月1日(火)~5月9日(金) | 令和7年8月25日(月)~10月3日(金) | 
			
				| ホームページ | 令和7年4月1日(火)~5月9日(金) | 令和7年8月25日(月)~10月3日(金) | 
			
				| 受験申請書の受付期間 | 令和7年4月7日(月)~5月9日(金) 当日消印有効
 | 令和7年9月1日(月)~10月3日(金) 当日消印有効
 | 
			
				| 実技試験問題公表および受験票の発送 | 令和7年6月30日(月) | 令和7年12月15日(月) | 
			
				| 実技試験日 | 令和7年7月30日(水)~8月20日(水)の間で 調理技術技能センターが別途指定する日
 | 令和8年1月17日(土)~2月8日(日)の間で 調理技術技能センターが別途指定する日
 | 
			
				| 学科試験日 | 令和7年8月6日(水) | 令和8年1月18日(日) | 
			
				| 合格発表 | 令和7年9月30日(火) | 令和8年3月31日(火) | 
		
		※前期、後期それぞれいずれか1料理のみ受験可能。
		
		
			試験実施場所(下記より1ヶ所選択のこと)
			
				
					| すし料理 | 東京都 | 
				
					| 中国料理 | 東京都 名古屋市 広島市 | 
				
					| 給食用特殊料理 | 仙台市 東京都 長岡市 名古屋市 大阪市 兵庫県上郡町 福岡市 | 
				
					| 日本料理 | 仙台市 東京都 金沢市 大阪市 広島市 福岡市 | 
				
					| 西洋料理 | 仙台市 東京都 名古屋市 大阪市 広島市 福岡市 | 
				
					| 麺料理 | 大阪市 | 
			
			
				- 試験実施上の都合により、試験実施場所を変更することがあります。
- 学科試験及び実技試験とも受験する方は、同一試験場で受験することになります。
受験資格
			
				
					| 区分 | 実務経験年数(注1)(注4) | 実務経験年数のうち(注1)(注4) 調理師免許を
 有していた期間
 | 
				
					| 実務経験による者 | 8年以上 | 3年以上 | 
				
					| 厚生労働大臣の指定する調理師養成施設において 1年以上調理に関する学科を修めた卒業者
 | 6年以上 | 3年以上 | 
				
					| 職業能力開発促進法に基づき、 調理に関し専門課程の高度職業訓練または
 普通課程の普通職業訓練修了者(注2)
 | 7年以上(注3) | 3年以上 | 
			
			
				- 注1.前期は令和7年5月9日、後期は令和7年10月3日に受験資格年数を満たしていること。
- 注2.専門課程の高度職業訓練とは、「調理技術系調理技術科」のこと。
 また、普通課程の普通職業訓練とは、「調理系日本料理科」、「調理系中国料理科」又は「調理系西洋料理科」のこと。
- 注3.普通職業訓練または高度職業訓練を受けた期間を含む。
- 注4.正規職員以外(パート・アルバイト等)は、週4日以上かつ1日6時間以上の勤務(実働)を原則とし、反復継続的に調理業務に従事している場合を除き、 実務経験として認められないこと。
実務経験とは
			1.調理師法施行規則第4条に定める下記の施設で、調理業務に従事している、または従事していたこと。
			
				- ※ 正規職員以外(パート・アルバイト等)は、週4日以上かつ1日6時間以上勤務(実働)を原則とし、反復継続的に調理業務に従事している場合を除き、実務経験として認められないこと。
					- 寄宿舎、学校、病院等の給食施設
 ※継続して1回20食以上又は1日50食以上調理している施設
- 飲食店営業
 ※ 旅館・簡易宿泊所を含む。
 ※ 喫茶店営業を除く。
- 魚介類販売業
 ※ 販売のみは除く。
- そうざい製造業・複合型そうざい製造業
 ※ 煮物(佃煮を含む。)、焼き物(炒め物を含む。)、揚げ物、蒸し物、酢の物又は和え物及びこれらの食品に米飯やパンを組み合わせた食品を製造する営業
2. 調理師養成施設勤務の実務経験は、調理師養成科に所属し調理実習に従事していること。
			
				- ※ 調理師養成施設に付設する製菓科、栄養士科等に所属し調理実習に従事している場合は認められない。
3. 次の場合は、実務経験(調理業務に従事していたこと)として認められません。
			
				- ※ 接客業務(会計・ホールスタッフ等)、運搬・配達業務、食器洗浄等、直接調理業務に従事していない場合
- ※ 栄養士、保育士、看護師及びホームヘルパー等の職種として採用されている場合(通常勤務体系で専ら調理業務に従事している場合を除く。)
- ※ 料理学校等で調理実習指導等に従事している場合
- ※ 会社や研究所等で食品開発業務の一環として従事している場合
- ※ 菓子製造業又は喫茶店営業の許可のみを受けた営業施設で従事している場合
- ※ 飲食店営業の許可を受けた営業施設であっても、主にケーキやデザート類及びパン製造の業務に従事している場合(調理パンのうち専ら料理の部分を担当している場合を除く。)
- ※ 外国の飲食店で従事している場合
受験案内および受験申請書の請求方法
			
				
					1.郵送の場合
					郵送配布期間に、下記の方法で請求してください。
					
						- ご自分の住所、氏名、郵便番号を記した返信用封筒(サイズ:角形2号/240mmX332mm ※A4版の用紙が入る大きさ)を用意し、180円分(受験申請書1部の場合)の郵便切手を貼ってください。
- (1)の返信用封筒を折りたたんで、別の封筒(どのようなサイズでも可)に入れ、(公社)調理技術技能センター調理技術技能評価試験担当宛に郵送してください。
 ※なお、複数の申請書を請求する場合は、希望部数を明記の上、返信用封筒(角形2号)に送料表の指定金額の切手を貼ってください。4部以上希望の方は、郵便局のレターパックをご利用ください。
					
					受験申請書 送料表
						
							| 部数 | 送料 | 
						
							| 1部 | 180円 | 
						
							| 2部 | 270円 | 
						
							| 3~5部 | 320円 | 
						
							| 6部~20部 | レターパックライト430円 | 
					
					2025年4月1日現在
				 
				
					2.窓口の場合
					窓口配布期間の平日、午前10時~午後5時(最終日は午後3時)までに(公社)調理技術技能センターへお越しください。
					3.ホームページの場合
					ホームページの配布期間(最終日は午後3時まで)に(公社)調理技術技能センターのホームページより印刷してください。
				 
			 
		
		
			受験申請書の受付について
			受験する料理の受付期間に、受験申請書及び必要書類を提出してください。
			受験申請の際には「調理師免許証」及び「免除資格(下記免除対象者)の証明書類」が必要となりますので、期間内に提出できるようあらかじめご用意ください。
			
				
					| ※調理師免許証に記載されている氏名、本籍地等が現況と異なる場合は、至急、免許証の交付を受けた都道府県にて「調理師名簿訂正及び免許書換交付申請」を行ってください。 | 
			
		
		
			受験手数料
			
				
					| 実技試験のみ受験 | 学科試験のみ受験 | 実技と学科試験を受験 | 
				
					| 28,900円 | 8,900円 | 37,800円 | 
			
		
		
			試験の免除対象者
			
				- 実技試演の免除
 過去の調理技術審査・技能検定試験の実技試験合格者は、合格した料理区分の実技試験が免除されます。
- 学科試験の免除
 次のいずれかに該当するものについては、学科試験が免除されます。ただし、申請時に合格又は修了されている 方が免除の対象となります。
						- 過去の調理技術技能評価試験の学科試験合格者
- 厚生労働大臣の指定する調理師養成施設を卒業した者で、技術考査の合格者
- 30歳以上の調理師で、調理に関する実務経験年数が10年以上の者のうち、厚生労働省健康局長及び職業能力開発局長が定めた講習(調理師熟練者講習)の修了者
- 長期熟練調理師講習を、昭和63年3月までに修了した者
- 厚生労働省健康局長の定めた調理師指導者研修会、又は調理技術指導員講習の修了者
- 公益社団法人日本調理師会が実施した調理技術検定の1級もしくは2級の合格者又は一般社団法人全日本司厨士協会が実施した技能検定の1級合格者で、平成5年3月31日までの間に厚生労働省健康局長及び職業能力開発局長が定めた講習の修了者
- 職業能力開発促進法に基づく、調理に相当する免許職種(注)に関し、職業訓練指導員試験の合格者、又は職業訓練指導員免許の保持者
- 調理に相当する専門課程の高度職業訓練又は普通課程の普通職業訓練に係る訓練科に関し、的確に行われたと認められる技能照査の合格者
 
(注)調理に相当する免許職種とは「日本料理科」、「中国料理科」又は「西洋料理科」のことです。
		
		
		
			試験の概要
			実技試験(令和6年度出題例)
			
				
					
						| すし料理 | 
							アジ、アナゴなどのすし種の仕込み及び笹切り作業中巻き作業並びに盛り付けにぎりすし作り並びに盛り付け | 
					
						| 中国料理 | 
							姜葱墨魚花(イカの花切りショウガ風味)作業並びに盛り付け青椒牛肉絲(牛肉とピーマンの細切り炒め)作業並びに盛り付け去骨炸鶏(骨抜きひな鶏のぶつ切り空揚げ)作業並びに盛り付け | 
					
						| 給食用特殊料理 | 
							小海老のオレンジ酢作業並びに盛り付け白身魚のフリッター作業並びに盛り付け肉団子と野菜の甘酢あんかけ作業並びに盛り付け | 
					
						| 日本料理 | 
							小鯛の姿造り及び網大根を掛ける作業並びに盛り付け蟹砧巻き及び黄身酢をつくる作業並びに盛り付けあなごの八幡巻き及び平打ち作業 | 
					
						| 西洋料理 | 
							舌平目のクッション小海老添えグラタン作業仔羊のソテ ソース・シャスール作業並びに盛り付け | 
					
						| 麺料理 | 
							こね鉢によるそば又はうどんの手もみ作業天ぷらそば及び玉子とじうどん作業 | 
				
			
			学科試験
			(1)調理一般、(2)調理法、(3)材料、(4)食品衛生及び公衆衛生、(5)食品及び栄養、(6)関係法規、(7)安全衛生
				
			
		
		
			お問い合わせ先
			公益社団法人 調理技術技能センター
				〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-8-5 JACCビル5F
				(交通:東京メトロ日比谷線または都営地下鉄浅草線人形町駅下車徒歩約5分)
				TEL/FAX:03-3667-1867 / 03-3667-1868
				URL:http://www.chouri-ggc.or.jp